■産婦人科診療案内 産婦人科診察は女性医師(女医)のみで行っております(もちろんスタッフも全員女性です)。 お気軽にご相談下さい。 |
◆乳がん検診NEW |
乳がん検診(女性医師による)近年乳がんは増加していると言われています。自分で発見することも多いですが、痛みがなく発見が遅れる場合もあり、定期的な検診をお勧めします。 |
◆ピル |
ピルはいろいろある避妊の中でも効果が高く、女性が自分でできる効果的な避妊法の一つです。当院でも処方を行っております(1シート2,000円)。 同じ女性の立場で避妊を考えて生きたいと考えています。自分の体のことを一緒に良く考えてみましょう。 |
◆ 緊急避妊ピル |
避妊に失敗したとき避妊ピルを内服することにより、望まない妊娠を避けることができます。 * 緊急避妊ピルは10,000円です。 |
◆ 生理をずらしたい! |
旅行、結婚式等で生理になりたくないという方は、ピルを内服することにより生理の日をコントロールすることができます。 |
◆◆ 避妊 |
避妊法は、今日ではさまざまな方法が考えられていますが、避妊効果が高いのはピル(経口避妊薬)とIUD(子宮内避妊器具)です。 ● ピル(経口避妊薬) ピルには女性ホルモンが含まれており、服用することにより排卵させないようにして妊娠を防いでいます。飲み忘れなければきわめて高い避妊効果をもたらしますが、副作用(血栓症・乳がん・子宮頸がんなど)もありますので、よく説明をお聞きください。定期的に、諸検査を行い安全に服用していただきます。特に喫煙はピルを服用することにより、血栓症になる危険性が高まるといわれていますので、本数を減らすか禁煙する必要があります。 ● IUD(子宮内避妊器具) 避妊効果はピルよりも劣りますが、ピルのように毎日薬を服用するわずらわしさはありません。ただし、挿入できない場合もあり定期検査も必要とします。 |
◆ 中絶 |
一人で悩んでいませんか?早めにご相談ください。女性医師(女医)の立場からいろいろアドバイスさせていただきます。女性スタッフのみによる手術で、土曜日・日曜日も可能です。 中絶手術は基本的には入院せず手術可能です。手術時間は5〜10分です。子宮口を広げる処置をしたあと、麻酔をして子宮内容物を取り除く手術をします。寝ている間に手術は終了します。 |
◆ 月経異常 |
月経とは、25〜38日ごとに周期的に繰り返す子宮からの出血で、これは子宮内膜が剥がれるために起こります。したがって月経異常とは ・月経の周期 ・月経の量 ・月経の持続期間 ・月経の初経・閉経の年令 ・月経痛などの諸症状 などの異常があげられます。 上記の異常の原因を知るためには 1)内診または超音波により子宮・卵巣・膣の形態の異常の有無 2)基礎体温測定により月経周期・持続期間・排卵の有無 3)ホルモン測定により分泌の状態 などの確認を行います。 以上の診察・検査により 無排卵、ホルモン異常または子宮や卵巣の病気(子宮筋腫や子宮内膜症)などがわかります。無月経の状態を長期間放置しておくと、治療行っても治療に反応しないことがありますので、3ヶ月以上月経がなければ婦人科受診をお勧めします。 |
◆ 不正出血 |
不正出血とは排卵のある月経以外の性器出血と考えられます。したがって、診察・治療は1.の月経異常に準じて行われます。また、ホルモン異常による不正出血以外に子宮びらん・ポリープ・頚管炎または子宮頚がん・子宮体がんが原因となり不正出血になることがありますので、不正出血を繰り返す場合は受診をお勧めします。 |
◆おりもの、かゆみ、陰部異常 |
上記症状で多いのはSTD(性感染症:Sexually transmitted disease)です。STDにはカンジダ膣炎、トリコモナス膣炎、クラミジア淋病、外陰ヘルペス、コンジローマ、梅毒、エイズ(HIV)などがあります。ただし、カンジダ膣炎はカビの一種の感染で起こりますが、性交後の発症よりも日和見感染(抵抗力の低下や抗生剤投与後など)でおこる場合が多いです。 クラミジアは症状が少なく自覚のないまま過ごすことが多く、炎症が広がると不妊症、子宮外妊娠の原因にもなります。 外陰ヘルペスは初感染の場合発熱や強い疼痛のため、排尿困難や歩行困難となり、入院が必要となることもあります。再発は疲労や月経時に多いとされますが、疼痛は初感染よりは軽いことが多いです。 STDはセックスパートナーも治療を必要とするものもあります。 また、閉経後は女性ホルモンの不足から膣炎になりやすく、帯下の異常を伴うことが多いことがあります。 |
◆下腹部痛、腰痛 |
下腹部痛・腰痛は婦人科特有の症状ではありませんが、婦人科的疾患の有無の確認をします。 |
◆STDNew |
代表的な疾患としてクラミジアがあり、最近患者数が増加しており感染の拡大が心配されます。帯下の増量、においなどの異常があれば検査してみましょう。不妊の原因とも言われています。 |
◆ブライダルチェックNew |
結婚が決まりパートナーとの生活をスタートさせる前に自分自身のチェックをしてみましょう。自費ですが各種コースがあります。6,000円〜30,000円位まで |
◆ 妊娠 |
妊娠してうれしい反面、妊娠を知る前に薬を経口していた、検診で胸部X線撮影をした、喫煙、飲酒をしていたなどとのことで心配されている方も多いと思います。早めに診察を受けていただいて不安を解消してください。また、妊娠後は経胎盤、経産道、経母乳など様々な経路で胎児に感染を引き起こすとされています。感染で特に重要なのはSTD(性感染症)です。感染によって流産や早産、奇形などに関係するので妊娠初期に種々の血液検査を行います。早期診断によって感染がわかった場合、適切な治療により胎児に影響を及ぼさないことも可能です。 妊婦検診は必ず受けるようにしましょう。妊娠中毒症の症状(高血圧、尿タンパク、むくみ)は自分では気づかないこともあり、重症になると胎児や身体に影響してくることがあります。 また事情により、出産できないこともあると思いますが、中絶手術は法律で制定されていますので、早めに受診しご相談ください。 |
◆ 不妊 |
2年以上性生活を行っても妊娠しない状態を不妊といいます。ただし、一般的には1年以内に90%近くが妊娠するという事実と、最近は晩婚の傾向にあり年令的に女性の生殖能力にも限りがあるということから、不安を感じるようになったらぜひお早めにご相談ください。来院されると最初に妊娠できない原因がないか、診察や検査を行いますが原因不明不妊も20%近くあると言われています。 治療としては、年令や不妊期間で異なりますが (1) タイミング指導(諸検査により排卵日を推定し性交をもつ) ↓ (2) 人工授精AIH(精子を子宮内に直接注入) ↓ (3) 排卵誘発剤使用しAIH ↓ C体外授精ム胚移植(IVF-ET) 体外授精―胚移植(IVF-ET) IVF-ETとは何らかの原因で卵子と精子が授精できない場合に体外で授精させ、その受精卵(胚)を子宮の中に戻す方法で、排卵誘発剤の使用により多数の卵子を採取し、授精率や妊娠率の向上を目指します。 |
◆ 尿路系障害 |
婦人科における尿路系障害の中で最も多いものは膀胱炎です。症状は排尿痛、残尿感、頻尿が主ですが、時に血尿となることもあり発熱や腰痛のみられるものは腎盂腎炎を疑う必要があります。膀胱炎は細菌感染による膀胱の炎症で、細菌は主に腸管→外陰部→尿道に侵入してきます。正常な人では細菌が増える前に排除または殺菌されますが、たまたま長時間の尿意の我慢や疲労、感冒、月経などで細菌が増殖し感染を起こすと考えられています。尿失禁もしばしば見受けられる症状です。日常生活に支障をきたすようでしたらご相談ください。 |
◆ がん検診 |
子宮がんは頚がんと体がんに大別されます。子宮頚がんの症状は不正出血ですが、初期がんの多くは無症状なことが多いので、定期的に検診を受けることをお勧めします。そのため子宮頚がんは減少しつつありますが、一方、子宮体がんは増加の傾向があるといわれています。子宮頚がんが初期がんである場合、治癒率は100%近いといわれています。 乳がん 乳がんは一般的に未婚者や高齢出産、分娩しても授乳しなかった場合に多いとされています。乳がんの症状としては、痛みのないしこりを自分で気づくことが大部分といわれていますので、ご自分でも日頃触診してみてください。 |
◆プラセンタエキスNew |
プラセンタ(胎盤)からの抽出物で更年期障害などの婦人病や内科疾患にも効き目があると言われています。皮下注射1回2,000円(自費) |
◆ 更年期障害 |
更年期とは女性の一生の中で妊娠可能な時期(成熟期)から妊娠不可能な時期(老年期)へ移る時期で、45才から55才までをいいます。 更年期障害とは、のぼせ、発汗、動悸、頭痛、めまい、いらつき、不眠、不安、肩こり、腰痛などその症状を説明できる他の病気がない自律神経失調症を主訴とします。 原因としては、エストロゲンの急減によるといわれていますが、はっきりとしたことは分かっていません。そのため治療としては、自律神経中枢を安定化させる ・ ホルモン療法 ・ 漢方療法 ・ 抗不安療法 ・ 向精神薬 があります。 |
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医療法人 しのざき脳神経外科・産婦人科クリニック
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